あなたのいつも使用しているカラー剤は、低アルカリカラー剤ですか??
髪の毛の傷む理論としては、いろいろあります。
年齢による髪の毛の弱体化、過度な高温アイロンの使用、ブリーチ、パーマ、ストレートの髪質見極めの失敗などなど。
これらのダメージ理由は明確に分かりますが、どれも当てはまらないのに髪の毛が傷んでる、パサつく、手触りが悪い。
どうして??
それは、毎月使用しているカラー剤が
高アルカリカラー剤の使用だからかも。。
高アルカリカラー剤とは?
高アルカリカラー剤とは、簡単に言うと髪の毛を明るくする力がものすごく強いです。
画像を見てわかるように、とにかく髪の毛を明るくして濃い色を入れたらより良い色味が出るよね。っていう理論です。
確かに!!
高アルカリカラー剤は、めちゃくちゃ良い色味がでます。
各メーカーも各ブランドカラー剤を製造しているのでどのカラーメーカーもこうゆう類のカラーは、あると言っていいでしょう。
高アルカリカラー剤って悪者?!
明るくして色味を入れる。
これはお客様が透明感系カラーだったり、もともとのお客様の髪の毛が暗かったり、赤みが強かったりする場合は必ず髪の毛を明るくしないといけません。
- こんなかたにオススメ
- ブリーチは、したく無いけど明るくしていきたい。
- 透明感を出したい(薄めの)
- 髪の毛が硬く太く明るくなりにくい
- インナーカラーだから明るくしたい
などなど高アルカリカラー剤は、使用理由によってはとっても良いカラー剤なのです!!
高アルカリカラー剤のデメリット
箇条書きで書くと
- 明るくするので傷みやすい
- 色が落ちやすい(明るくするメインのカラー剤)
- ブリーチしてないけどブリーチしたような感じになるためパーマやストレートがあてれなくなる
- 正直中途半端(明るくするならブリーチして色入れたは方が良い色になる)
などなどです。
ですが当店も高アルカリカラー剤をいれてます。
結局1番やっちゃいけないのは
これから伸ばしていく、ストレートをあてたい、傷ませたくない、っていうお客様に高アルカリカラー剤は、デメリットでしかないです。
正直髪の毛が明るく色だけいれればいいのに高アルカリカラー剤を使用するケースはものすごく多いです。
美容師からすると良い色味がでます。お客様も良い色味がでるので満足します。
ですが髪の毛は必ず傷んでいきます。ですからしっかりデメリットとメリットを説明してお客様の「これからこうしていきたい」 を叶えられなくなる可能性があります。
中には色味重視の美容師だと高アルカリカラー剤を多用する美容師はいます。
当店は、髪の毛の艶重視の美容師ですので艶がでないなと思ったらお客様様には透明感カラーを諦めていただくことがあります。
なぜなら髪質によっては、1週間後にはバサバサになる髪の毛しかならないからです。